伝言板2017年3月号
誕生日はいくつになっても特別な日で
2017年も早二ヶ月…あっという間に春の訪れです。
例年、年末からこの時季にかけて、林家ではイベントの目白押しでして…十二月の甥っ子の誕生日に始まり、一月は母と義姉の誕生日、二月は亡き父の誕生日と両親の結婚記念日、そして三月は昨年生まれた姪っ子の誕生日が新たに加わりました。
そんなわけで、お誕生会と正月が続いてお財布に厳しいシーズンですが(笑)十二月の甥っ子の誕生会を終えたときにふと思うことがありました。
「自分も小さかったときは家族に祝ってもらう誕生日が何よりも楽しみだったなぁ」
揚げ物が大好きだった私のリクエストで母が作ってくれた50個以上のから揚げ(林家は一晩でほぼ食べ尽くしていました…笑)、サンライフの包装紙に包まれた父からのプレゼント(ファミコンのカセットなど)
子供の頃は夢のようなひとときだったことを今でも思い出せます。
いつの頃からか…高校生くらいからでしょうか。彼女や友達とのお祝いが当たり前になって、母に対しては「今日誕生日なんだからお小遣いちょうだい」なんて言う始末になってしまったのは…(苦笑)
それから社会人となって、今ではおめでとうのメールのやり取りや、ちょっとした食事会といった感じになりました…
今でもお祝いの言葉は嬉しいですけど、小さかった頃の誕生日ってやっぱり特別だった気がします。
そんなことを甥っ子の誕生会をきっかけに考えさせられました。
ドキドキ感のない誕生会に…
そんなときにハッと思ってしまうことがありました。
「ちょっと待てよ…僕らの年代でこう感じるってことは、母にとっての自分の誕生日ってどう思うんだろう…?」
今年で父の十三周忌…伴侶を失ってから、決して短くない期間を母は過ごし続けています。
例年、母の誕生日は、兄家族と私でプレゼントと外食(ほぼ母の好物のカニです)を手配しています。
確かに母はすごく喜んでくれています。…が、そこに母は、幼少の頃に誰もが感じていたドキドキ感を味わってくれていたのかなっ?て疑問が思い浮かびました。
兄や義姉、私は祝ってくれるパートナーがサプライズを準備してくれますが(これから頑張って見つけます笑)、母の誕生会は、ある意味、予定調和のような儀式的な進行で毎年終わっていたのではないかなって思ってしまいました。
そんな経緯からか、「今、母を一人の女性として扱っているパートナー(父)はいない…せめて私が一人の女性として接していかなくては…」という使命感が沸き起こってまいりました(笑)
そこで改めて振り返ってみると…確かに自分の彼女に対しての誕生祝いの時と、スタートからして全然違うんですよね…(苦笑)ちなみに私の場合、彼女の誕生祝いでまず考えるのがサプライズです。
今年の母の誕生日は、古希祝いでもあるので、あえて自分の彼女を祝ってあげるようなサプライズプランを考えてみることにしました。
デートの時のように綿密に(笑)
まずはベタですけど、やっぱりお花です。知り合いのお花屋さんにサービスしてもらって(笑)、母の机の上に切り花のアレンジメントをセットしました。
「あらっ、素敵なお花ね♪」お花が好きな母はとても喜んでくれました。私は「今日は古希祝いだよ」と言い、母の好きなお寿司屋さんを予約したことを伝えました。
それから、お寿司屋さんに向かう途中で百貨店に寄りました。そこでささやかながら母の誕生日プレゼントを一緒に選ぼうと考えていました。実は、ちょうどその数日前に、母は大事に使っていたカードケースを失くしてしまったので、もう一度それを買おうと思っていたとの事でした。いいタイミングだと思った私はそのカードケースをプレゼントすることにしました。
そんな流れで順調に進んだ母の誕生日祝い。母も「今日みたいなお祝いをしてくれるあなたになら、絶対いい相手が見つかるわよ」と上機嫌で太鼓判を押してくれました(笑)
2月14日は両親の結婚記念日もあり、ちょっとだけ父の代わりになれたかなって思うことができました。
店長 林 尚
