伝言板2014年12月号

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人の役に立つとは…
最近よく考えることです

先日、兄夫婦に頼まれて、母と一緒に、甥っ子を保育園まで迎えに行くときの出来事でした。

船橋方面行きの電車に乗ったところ、ちょうど一席空いていたので、まず母に座ってもらいました。

しばらくして少し離れた席が空いたので、私も座ったところ、その直後に年配のご夫婦が前に来られました。

ご夫婦が座ろうとされたのですが、私の隣が一席しか空いておらず、仲睦まじいご夫婦は席の譲り合いを始めました。私はおもわず「すぐ降りますのでどうぞ」と席を立ちました。

ご夫婦にも喜んでもらえたのでよかったなーと思いながら母のそばに戻ると、「あなたはずいぶん大人になったのね…」と珍しく(笑)褒められました。

以前の自分であれば、疲れているからと言い聞かせながらタヌキ寝入りをして、気づかないフリをしていたかもしれません。

大したことはできないのですが、最近、ちょっとしたことでも人様のお役に立つことが自分の喜びにもなってきました。

そのきっかけは母の背中を見ていて、そう感じるようになりました。

一例を挙げると、母に病気の相談をしていたお客さまがいました。

その方は入退院を繰り返していて、病院からも昼夜問わずに母の携帯に連絡をしていました。

母はどんな時でも嫌な顔を一つせずに親身に相談に乗るのはもちろんの事、あるときは病院までの送迎をして、また、あるときは病院食が喉を通らないので、手作り弁当を持参してお見舞いに出かけていました。

人の役に立つことが最後は自分を大切にすることにつながる

母の気持ちが通じたのか、そのお客さまは今ではすっかり元気になられて、最近では母を食事に誘ったり、また、どこかに出かけてはお土産を買ってきてくれたりする関係になりました。

私はそんな母を凄いと思うと同時に「正直、自分にはできないな…」とも感じていました。

自分の得につながることならば何でもやるのだけれど…

ですが、最近はその考えも少し変わってきて、少しでも人様のお役に立つということは、結局は自分が人の中で生きていけることなんだなぁーと感じてきました。

昔は、自分の人生は全てが自分の判断で、思う通りに歩んできたなんて生意気なことも思っていましたが…(苦笑)

今、振り返ってみると、どんなときでも家族、友人、仕事関係…すべての人たちの助けがあったからこそ今日があるんだなと思います。

そう考えていくと、私が今、人様にとってどれだけお役立ちができるのかちょっぴり不安になりました。

確かに最初から母のようには自分はできません。だからこそ、一見、見過ごしてしまいそうな小さいことからお役に立てることを実践してみようかと思いました。

今回、電車で席を譲ったときも、特に考えてから行動を起こしたわけではなく、気づいたら先に身体が動いていました。

ご夫婦にも感謝され、このようなちょっとしたことでも続けていくことが大事なんだなぁと改めて感じられました。

どんなささいなことでも毎日続けていくことが喜びにつながる

よく、役に立つってどういうことかを考えると、ドラマなどでは、怪我人を介抱したり、立ち往生しているお年寄りを助けたりというシーンがありますが、日常ではそんなに多く目撃するわけでもありません。本当にささいなことなのかもしれません。

車を運転している途中、対向車線の車が右折できずにいるため、後続の車が渋滞しているようなときは、安全の範囲で右折できるように譲ってあげるとか、近所だけでもいいので、枯葉のお掃除をするなど、小さなことからでも初めてみたいと思いました。

…そんなことでも人様のお役に立てていると感じていると、朝から気分良く過ごせます。

小さなお役立ちをコツコツと積み重ね、いつか母のような人になりたいと思う今日この頃です。

店長 林 尚

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この記事を書いた人

千葉市若葉区で創業58年の「サンライフ」2代目店主。かつては夜型人間で堕落した30代を過ごすも、32歳を境に生活を少しずつ改善。40歳からは「毎朝4時半起床」の朝ルーティンを確立し、心身ともに「若返り」に挑戦中。自らの身体で確かめた食事改善と生活習慣による経験で、生涯現役の暮らしをお手伝いします。写真はヘナ染め中の姿。

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