テレビ体操から始まった私の朝習慣|気づけば毎朝4時半起きに

「林さんって、朝はどんなことをやっているの?」
お店でお客様とお話ししていると、時々そんなことを聞いていただきます。
今では毎朝4時半に起きていますが、最初から早起きが得意だったわけではありません。朝にやることも、一度に決めたのではなく、少しずつ増えていきました。
今回は、そのきっかけと、今も続けている習慣をご紹介します。
自分の言葉に説得力を持たせたい
30代の私は、夜に飲み歩くことが多く、朝からやる気が出ない日々を過ごしていました。
その後、低GIダイエットをきっかけに食生活を見直し、体重65キロを長年維持できるようになりました。この頃の話は、『サンライフ伝言板』2013年6月号にも書いています。
生活が変わるにつれ、夜に飲み歩くことよりも、「母や人様に喜んでもらうために、自分は何ができるか」を考える方が楽しくなってきました。
とはいえ、お酒を飲みながら「親孝行は大切なんだぞ〜」と語っても、説得力がありません。ただの酔っ払いの管巻きです(笑)
自分の言葉に説得力を持たせたい。そのためには、まず自分自身の生活を見直そう。
そんな気持ちが、朝の習慣につながっていきました。
最初は、テレビ体操だけでした
40歳になって1ヶ月ほど経った頃、「朝の体操は良いですよ」と聞き、Eテレのテレビ体操を始めました。
それまでの起床時間は7時55分。まずは、テレビ体操が始まる6時25分に間に合うように起きることにしました。
1週間ほど続けて、その話をお知り合いにしたところ、「体操の後に朝歩きをすると気持ちいいよ」と教えていただきました。
そこで、次は朝歩きを始めました。
朝の空気の中で体を動かすと、私は気持ちよく一日を始められました。テレビ体操と朝歩きが、今の朝習慣の土台です。
そこに、以前から続けていた筋トレも組み込むようになりました。V字腹筋、背筋、拳立て伏せ、スクワットなどです。
感謝ノートは、最初の1行が書けませんでした
朝歩きを続けていても、いつも清々しい気分でいられたわけではありません。
コロナ禍には、不安なことがあると、歩いている間もそのことばかり考えてしまう時期がありました。
「せっかくの朝の時間なのに、もったいないな……」
そんな時に出会ったのが、感謝ノートです。
ところが、いざ書こうとすると、最初は1行も書けませんでした。何を書けばよいのか分からなかったのです。
実践されている方に相談すると、こう教えていただきました。
「一日の出来事を時系列で並べて、ありがたいと思ったことを書けばいいんですよ」
それを聞いて、肩の荷が下りました。
特別なことを探すのではなく、一日を順番に振り返ってみる。そうすると、私にも書けるようになりました。
続けるうちに、気になることばかりに引きずられず、ありがたい出来事にも目を向けやすくなったと感じています。
うまくできないことも、少しずつ
その後も、良さそうだと思った習慣を少しずつ加えていきました。
腹筋ローラーは、最初は膝をつく「膝コロ」でも5回で力尽きていました。
「立ったまま転がして戻れる人なんて、本当にいるの!?」
そう思っていましたが、続けるうちに、1ヶ月ほどで「立ちコロ」ができるようになりました。今では毎日50回が日課です。
筋肉のためには休ませた方が良いそうですが、休むとそのままやらなくなりそうで、毎日続けています(笑)
ストレッチも、硬い体にしなやかさを養いたいと思って始めました。
イチョウ葉サンも飲み始め、朝歩きの時間には百人一首の暗唱に挑戦しました。
歩く距離は約3.5キロ、時間にして約40分。それまで触れてこなかった百人一首を、歩きながら少しずつ覚え、4ヶ月ほど続けたところ、全首暗唱できるようになりました。
ペン習字は「10分ゆっくり」に変えました
字を書くことも、私はあまり得意ではありません。
ペン習字を始めても、早く終わらせようとして、つい雑に書いてしまっていました。
そこで、「早く終わらせる」のではなく、「10分間、ゆっくり書く」ことにしました。
終わった量ではなく、落ち着いて字に向き合う時間を決める。その方が、私には取り組みやすかったのです。
習慣を続けるには、頑張るだけでなく、自分が取り組みやすい形に変えてみることも大切なのだと思いました。
気づけば、毎朝4時半起きに
こうした習慣に朝食作りなども加わり、朝に2〜3時間かかるようになりました。
やりたいことが増えて時間が足りなくなり、少しずつ起きる時間を早めた結果、今の毎朝4時半起きにたどり着きました。
最初に「4時半に起きよう」と決めたのではありません。
テレビ体操を始め、朝歩きを加え、その時間を使ってやってみたいことが増えていった。その結果です。
今では、土日祝日も年末年始も続けています。私には、一度休むとそのままやらなくなりそうだという気持ちもあります(笑)
それでも、時間をかけて体を動かし、気持ちを整理してから仕事へ向かう朝は、私にとって大切な時間になっています。
全部まねする必要はありません
「全然参考にならないよ!」と言われることもあります(笑)
毎朝4時半に起きて、同じことを全部やっていただきたいわけではありません。私自身も、始まりはテレビ体操だけでした。
感謝ノートが書けなければ、書き方を教わる。ペン習字が雑になるなら、時間の使い方を変えてみる。
そんな小さな工夫をしながら、今の形になりました。
周りから「実年齢より若く見える」と言っていただけることは、やはり嬉しいものです。「実年齢マイナス10歳」は、今も私の励みになっています。
ただ、朝の習慣を続けてよかったと思うのは、見た目だけではありません。やってみたいことが増え、毎日を楽しむ気持ちが湧いてきたことです。
この話のどこかに、皆様の暮らしで試してみたくなることが一つでもあれば嬉しく思います。の健やかな過ごし方に、少しでも何かヒントになれば幸いです!
