伝言板2015年6月号

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親に「ごめんなさい…」と思うことありますか?

五月は真夏のような日々が何日か続きましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日、久々に母と二人で一泊二日の旅に出かけてまいりました。

場所は伊勢神宮です。母は以前から家族で「お伊勢参り」に行くのが念願と常に言っていました。

それは、それは日本の総氏神様が祀られているだけあって、神聖な空気を感じられる場所でした。

その夜の母は地物の海産物を食べながら、嬉しそうに何度も何度も「ありがとう」と言ってくれました。

私の方こそ感謝と親孝行ができた気持ちで一杯でしたので、その気持ちを伝えまして、良い二日間の旅行となりました。

数日経って振り返ると、ふと感じることがありました。

「母があんなに喜んでくれたのって久々に見たなぁ…逆に普段それだけ喜ばせることができていないのかな…」

いつも一緒にいて、仕事も日常も共にしていると、近い分だけついつい求めてしまうことが多くなる気がします。

「それさっきも言ったでしょ」「わかってるから」「僕がやるから黙ってて」…などなど母には失礼な発言のオンパレードです…

いつもこんな言葉ばかりであれば、誰だっていい気分はしないでしょう。

本当に悪気はないのですが、振り返れば親孝行どころか、母を傷つけることばかり言い続けていたことに改めて気づきました…

自分は悪くないと思ったら…それなら人を責めるしかないよね!

「尚さんの話ってさ…いつも自分が正しいと思っているように聞こえるんだよね…」

ある時、お世話になってる新沼さんからの一言です。

新沼さんには仕事の相談もよくさせてもらっていますが、社長(母)とのやり取りについて話したときの事でした。

「社長がこう言ったのに…社長がああ言ったから…って、じゃあ尚さんは『自分は完璧』だって言い切れるの?」

私は思わず言葉を失ってしまいました。

新沼さんは続けて、「僕は、例えば奥さんに対しても、出来ていることよりも出来ていないことの方がいっぱいあるからいつも申し訳ないと思っているよ。昨日は仕事が忙しかったからとはいえ、早く帰宅してあげられなかったとか、休日に洋服を買いに行く約束をすっかり忘れてしまったり…正直、ごめんねって…思うことがいっぱいあるよ」

そう言われると…あれっ?これって私にも似たような話がいくつもある…でも、その度に自分はいつも状況や周りに責任転嫁していました。

続けて新沼さんは 「周りのせいにすれば、自分は傷つかないし楽だと思うよ。でもそれだと何も変わらないんだよね。お互いに言い分があるのなら、まずは自分にも非があるのかな?って思うことから始めないと前進しないよね。」

お相手はあるがまま、そのままでOK。まずは自分を変えていこう

確かに自分の方が正しいと思っていることって、裏を返せば相手が間違っていると指摘していることにもなります。

お伊勢参りに行ったことで母は確かに喜んでくれました。ですが、果たしてそれが親孝行をしたということなのでしょうか。そんなことを考えていると…

「母親はいつも息子の幸せを願っているものだよ。昔から、一番の親不孝は親よりも先に亡くなってしまうことなんだよ。それくらい、親は子供の幸せを願っているという証拠だから…尚さんが幸せになることが一番の親孝行なんだよ。幸せって何?と思うかも知れないけど、そんなに難しいものじゃないよ。尚さんが病気にならず元気に過ごすことだったり、気の合うパートナーを見つけて仲良く暮らすことだったりとかだよ。つまり早く結婚して安心させてあげないとだよ(笑)」

新沼さんが話の最後に仰ってくれた一言でした。

私が幸せになることが一番の親孝行…人や周りの事を気にするよりも、まずは自分を正して安心してもらえるようになることが、母にとって一番嬉しいことなんだと学ばされました。

母が元気なうちに、真の親孝行ができるかどうかわかないのですが、今からやり直しです。

お母さんごめんなさい!

店長 林 尚

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この記事を書いた人

千葉市若葉区で創業58年の「サンライフ」2代目店主。かつては夜型人間で堕落した30代を過ごすも、32歳を境に生活を少しずつ改善。40歳からは「毎朝4時半起床」の朝ルーティンを確立し、心身ともに「若返り」に挑戦中。自らの身体で確かめた食事改善と生活習慣による経験で、生涯現役の暮らしをお手伝いします。写真はヘナ染め中の姿。

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