伝言板2017年9月号
店長林、ついに最後の三十代…振り返ってみると…
今年も残り三か月ほど…いかがお過ごしでしょうか?秋は四季の中でも一番好きな私ですが、九月五日をもちまして、ついに最後の三十代を迎えることになりました!
私がサンライフに入ったのが三十歳になったばかりの九月でしたので、丸九年経ったということです。年齢も三十九歳で九づくしとなりますが(笑)私の三十代は、常に仕事も生活も一緒である「母」がキーワードだったと思います。
苦楽を共にして…なんて言ったら美談に聞こえてしまいますが(笑)今、振り返ると…本当にここには書けないような反発ばかりを繰り返してきたな…と反省だらけです。
二十六歳で父が亡くなり、母を独りにさせられないという想いからサンライフに入ったにも関わらず、ちょっとした仕事のやり方の違いに我慢できなくて文句ばかりの入社後数年間でした。
そんな時期に、この伝言板に何度も登場していて、今でもお世話になっている新沼さんに仕事の相談をすることになりました。
とにかくよく言われましたのが、「社長であるお母さんに対する感謝が全く感じない!」でした。
「そんなこと言っても1+1=3って答えるような明らかな間違いだってあるじゃん」って心の中で叫んでいたのを覚えています(笑)
ですが新沼さんはそんなことは関係無しに「お母さんが良かれと思ってやってくれていることに、いちいちあら探ししているようでは何をやっても上手くいかない!」と一刀両断されていました。
良かれと思ってやってきたこと…実は全然良くなかったの…?
その時の頭の中では「?」だらけでしたが、「何をやっても上手くいかない」という言葉にカチンときた私は「じゃあ上手くいくやり方を教えてください!」と思わず返しちゃいました。(若気の至りです…)
待ってましたと言わんばかりに新沼さんは「まずは家族仲良くすること」だと言いました。
「はあ?」と思った私ですが、新沼さんはさらに続けました。
「尚さんは好きと仲良しを混同している。尚さんはよかれと思っての行動を取っているかもしれないけど、傍から見たら仲が悪いとしか思えないよ。」
この言葉は衝撃的すぎて今でも忘れられません…自分に「会社の為」「母の為」と言い聞かせて正義を振りかざしてきたつもりが、第三者からすれば「林家は仲が悪そう」と見られていたなんて…
それからは事あるごとに新沼さんに相談していました。ある時、新沼さんがサンライフに来たときにふとしたことに気づきました。
新沼さんが帰ったあとは、なぜかいつも母が上機嫌なのです。
不思議に思った私が二人の会話を覗いてみたときに、母は嬉しそうに話していて、新沼さんは楽しそうに聞いていたのでした。
「ああ…自分は母の言うこと全てに聞く耳を持っていなかったんだ。何を言っても言い返していたらあんな笑顔は出ないよな…」
その瞬間、私は急に恥ずかしさに襲われました。私として母と普通に接しているつもりも、実はお客様からは「あの親子仲が悪いのかな」って思われているのかもと…
「家族仲良く」の意味を学んだ三十代
そこがある意味、「家族仲良く」のスタートでした。それからは決意表明も含めて、この伝言板の場に私の体験を赤裸々に綴ってきました。
今でも上手くやれているのかどうかは本当に分かりません。ただ、九年間もこうしてサンライフで働けているのは、振り返ると母が常に元気で身近にいてくれているおかげなんだと心から感じています。
父が作り上げた土台で、幼少の私を知るくらいに長いお客様との関係を築き続けてきた母と、多くのお客様や良いスタッフに囲まれながら今こうして仕事ができていることを文章に書き起こしてみると、つくづく幸せなんだと感じさせていただけます。
常に皆様からおんぶにだっこの私も気がつけば最後の三十代(笑)
恩返しだなんて大それたことはできませんが、ほんのちょっとでもお役に立てるように日々を過ごしていけたらと思います。
皆様が支えてくださるからこそのサンライフを、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
店長 林 尚
