伝言板2016年9月号
ついつい「当たり前」と感じるクセがある
店長林にとっての重大事件…
今年も残り約三か月ほど、オリンピックもあっという間に終わり、月日の流れの速さを感じる次第です。
私事ですが、9月5日をもちまして、店長林も38歳となりました。相変わらずみなさまにご報告できるような進捗はございませんが…(笑)
大きな病にもかからず、いつも通り健康にいられることに感謝です。
この年齢にもなると、ある程度の経験と知識は得てきたようにも思っていましたが…実は今さらながらに、最近とても重大な気づきがございました!
七月下旬頃の暑い夏の日の事でした。定期的に通っている勉強会の中で、とある二十代前半の社会人の男性の話を聞く機会がありました。その彼は一人暮らしをしているのですが、実家にこまめに電話をかけたり、時には手紙を送ることもあるそうです。
そんなご両親想いの彼は、ちょっとでもいいこと(例えば仕事で同僚が手伝ってくれたり、上司にお昼ご飯をご馳走になったりなどささやかですが)があると、その都度ご両親の顔を思い浮かべて感謝の気持ちが涌いてくるそうなのです。
それを聞いた私の率直な感想は、
「なんだそれは?一体どんな気持ちなんだ!?」というものでした…
感心するというよりも、自分には全く持ち合わせていなかった考えだったので、ただただ驚きでした。
仕事で自分の見つけた商品の評判がよかったり、商工会議所などで自分が担当のイベントが成功すると、「自分の実力」だと思う節が常々ある私にとっては、とても信じられるものではありませんでした…
母が父へ対する当たり前の気持ち…
しかし、同時に感じたことがありました。「待てよ、身近でもこんなことをよく聞くことがあるなぁ…」と思い返すことがありました。
そうです、それは母が常日頃から口にしていることでした。
セールの日にお客さまがたくさんご来店されたとき、お客さまから「林さんのすすめてくれたサプリのおかげで体調がよくなったわ」とお礼を頂いたとき、美味しいお寿司を食べているときなど…
「お父さんがサンライフを残してくれたおかげだわ」
「お父さんがこの仕事を始めてくれたおかげだわ」
「お父さんがいたから今日も美味しいお寿司を食べられたんだわ」
母は私が感じたことのない気持ちを、当たり前のように毎日言葉にしていたのでした。
お恥ずかしい話なのですが、私は母のその一言を聞くたびに、「はいはい、また始まった…」なんて思っていたりもしました…
家族だからか、ついつい聞き流していた言葉も、面識のなかった若い青年の口から聞かされたときは、とてつもない衝撃が走りました。
そして、私はなぜそのような考え方に至らないのか、勉強会の最中にひたすら考え続けていました。
そこで今度は目上の方の一言にヒントを得ることができました。
「こうやって休日に定期的に勉強会に来られるのも家族の理解のおかげなんですよ。決して当たり前のように来ることができるわけじゃないんですよねー。」
当たり前の裏側にあった全ての事実
「…それだ!」
私が気づかなかったこと、それは全てを「当たり前」と思ってしまっていたことでした。
林家に生まれて住む家があること、サンライフという土台が幼少の頃からあったこと、美味しいご飯を食べ続けられてきたこと、全部が当たり前だと思って今日まで過ごしてきたのです。
父が以前に漬物会社を潰してしまったときも、母は黙々と返済をしながらサンライフを守り、私たちを学校に通わせてくれました。
私がサンライフを継ぐ決意をしたときに兄が後押しをしてくれたこと、そしてこのサンライフという土台を父が築いてくれたこと、どれ一つを欠いても今のこの生活は成り立たなかったのです。
こんな重大なことに遅まきながら気づいた私…そりゃ結婚もできるわけがありません…(苦笑)
この歳で気づいたのが早いか遅いかは定かではありませんが、まずは「当たり前」と思ってしまうクセを直すことから、38歳のスタートとしていきます!
店長 林 尚
