伝言板2018年3月号
たとえ親子といえども敬意は払ってほしいもの…!?
2018年も早くも春の訪れ間近となりました。みなさま、良い年越しをお迎えられましたでしょうか?
林家の年明けはお祝いラッシュでしで、一月は母、義姉の誕生日、二月は亡き父の誕生日、結婚記念日、三月は姪っ子の誕生日があります。
年末年始は出費がかさみますが(笑)、みんなが集まれるイベントがあるのはやっぱりありがたいです。
しかし、母と私のように毎日、仕事でも家庭でも一緒にいると、誕生祝いの翌日でも軽い意見の言い合いがないわけではありません。
まあ、私自身も昔ほど激しい口調で責めることは減ってきたとはいえ、良かれと思ってついつい余計なことを言ってしまっていることってあるんですよね。
そんな林家の日常茶飯事ではありますが(笑)つい先日、仕事中に母のある指摘で、思わずカチンときて出てきた言葉がありました。
「あのさ、親子とはいえ仕事の話なんだからさ、もう少し僕に敬意を払ってくれてもいいんじゃないの!?」
これはお互い様なんですが、スタッフの方と接するときと、私と意見交換するときでは、もう全然違うんですよね。
なんと言いますか、私の意見を聞きながら反論を考えているといった感じの…まあ、本当にお互い様なんですが(笑)
普段から蓄積されていて、つい出てしまった言葉への母の返しは予想外の答えでした。
そりゃ幼少の頃からずっと一緒にいるんだから…
「おむつを替えていた頃から今日までずっと一緒に暮らしているあなたに敬意を払えって言われたって…そりゃ無理よ(笑)」
「そりゃそうだよね(笑)」と思わず深く納得してしまいました(笑)
おむつを替えてもらって、おもちゃを買ってもらって、学生時代にお弁当を作ってもらって、洋服やら学校の教材やらなんやらでその都度お小遣いをもらったりして…私が母の立場でも同様の態度になるでしょう(笑)
三十歳になって、サンライフに入った頃、母と衝突ばかりしていてよく言われた言葉がありました。
「あなたは家を出たことがないから苦労を知らないのよ!一度、一人暮らしでもしてみなさい!」
当時の私はその言葉を言われることに本当に腹を立てて、その都度「それとこれは関係ない話でしょ!」と言い返していました。
ですが、十年近く経った今となると、なんとなく母の言わんとしていた意味が理解できます。
兄は専門学校を出て、すぐに一人暮らしを始めまして、私も後から知ったような本当に大変な経験もしてきたそうです。
母は兄のそんな一面を高く買っているようで、私から見ても兄に対しては敬意を払っているように感じられます。当然、兄からも敬意を求めるようなことは間違っても言いません(笑)
おむつを替えてもらっていた頃から、一度も家を出たことがないからこそ、こんな甘えて求めてしまうような発言をしてしまったんだなと素直に感じました。
認めてもらうにはこつこつ一歩ずつ
三十九歳の今も、炊事洗濯をしてもらっているパラサイトシングルが身の程もわきまえず(笑)感謝を忘れているから出てしまった失言だなとつくづく反省です。
ですが、それから数日後、晩酌を交わしているときに母から思わぬ言葉がありました。三十代前半の頃に付き合っていた相手の話題で、母からも非常に好印象でした。
「あの子と付き合っていた時のあなたは、正直言ってお相手の家庭に申し訳ないくらい…結婚なんてふさわしくない本当にだらしない生活をしていたわ。」
「でも、今のあなたは毎週お休みの日もスーツを着て勉強会に行っていたり、早朝からの経営者の集まりにも参加している姿を見ていて、これならどんな相手を連れてきても私は喜んで受け入れるわ」
本当にびっくりしました!あれだけ普段から「自分を認めてほしい」という気持ちがありますが、こんなにあっさり言ってくれたことに。
敬意を親に求めるだなんて滑稽でした。まだまだ成長の足りていない私ですが、本年も宜しくお願い申し上げます。
店長 林 尚
